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NY為替:フランスにおけるワクチン接種拡大でユーロ下げ渋り

12日のニューヨーク外為市場でドル・円は109円26銭まで弱含んだのち、109円45銭まで上昇して、109円40銭で引けた。対欧州通貨でのドル売りが優勢となったのち、長期債利回りは下げ渋ったことから、リスク回避的なドル売りはやや縮小した。

ユーロ・ドルは1.1919ドルまで上昇後、1.1899ドルまで売られたが、1.1908ドルで引けた。予想を上回ったユーロ圏2月小売売上高に加え、フランスなどでワクチン接種ペースを加速させており、都市封鎖措置(ロックダウン)はいずれ解除され経済活動が再開されるとの期待でユーロ買いが観測された。ユーロ・円は130円22銭から130円39銭まで上昇した。域内経済の悲観的見方が後退しユーロ買いが優勢となった。ポンド・ドルは1.3777ドルまで上昇後、1.3732ドルまで反落。英国で12日から、ロックダウンが一部解除されたため、景気回復への期待でポンド買いが一時優勢となった。ドル・スイスは0.9241フランから0.9213フランまで下落した。

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