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サカタインクス Research Memo(10):連結配当性向20%前後から30%前後を目安、株主優待制度も実施

■株主還元策

サカタインクスは利益配分について、財務体質と経営基盤の強化を図るとともに、株主に対して利益配当を含めた利益還元を経営の重要施策と位置付けている。配当については、安定的な利益還元を行うことを基本方針としつつ、連結配当性向20%前後から30%前後の範囲を目安として実施していきたいとしている。

この基本方針に基づいて、2020年12月期の配当は2019年12月期と同額の1株当たり年間30円(第2四半期末15円、期末15円)とした。配当性向は33.2%だった。また2021年12月期の配当予想は2020年12月期と同額の1株当たり年間30円(第2四半期末15円、期末15円)としている。予想配当性向は27.4%となる。

株主優待制度は毎年6月30日及び12月31日時点の1単元(100株)以上保有株主を対象として、保有期間に応じて、株主総会後にQUOカードを贈呈している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)

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