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日経平均は4円高でスタート、レーザーテックやSUMCOなどが上昇

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;29688.32;+4.95
TOPIX;1960.81;-0.06

[寄り付き概況]

 19日の日経平均は前週末比4.95円高の29688.32円と小幅続伸でスタート。16日の米国市場でダウ平均は164.68ドル高の34200.67ドル、ナスダックは13.58ポイント高の14052.34で取引を終了。中国の1-3月期国内総生産(GDP)が過去最大の伸びを示し世界経済の強い回復期待が強まり、寄り付き後、上昇した。企業の好決算、予想以上に改善した3月住宅着工件数に加え、政府が国内のワクチン接種が2億回を突破したと発表すると、引けにかけて上げ幅を拡大。ダウは連日で史上最高値を更新して引けた。

 シカゴ日経225先物清算値は大阪比65円高の29795円。シカゴ先物にサヤ寄せする形から、本日の日経平均は買い先行でスタートするとの期待が強かったものの、小幅高で始まると、即座にマイナス圏に沈む展開で、その後下げ幅を3桁に広げてきている。国内においては大阪府や東京都で感染拡大傾向が継続。東京都の小池知事は緊急事態宣言の要請も視野に入れて検討するよう職員に指示したと伝えられており、薄商いの中で一段の慎重姿勢に繋がっている面があるとの指摘も。

 売買代金上位では、レーザーテック、SUMCOなどが上昇する反面、ファーストリテ、塩野義、マネックスGなどが下落。業種別では、証券、その他製品、鉱業、空運などが下落率上位に。

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