午前の東京外為市場でドル・円は1ドル=108円60銭近辺で推移。米国のミシガン州の警察消防退職年金基金は、金融大手のクレディスイスをアルケゴス問題でリスク管理を怠り、投資家に誤解を与えたとして、連邦地裁に提訴したとロイターが報じている。
一方、東京株式市場は日経平均が64.73円高とプラスに転じ午前の取引を終了した。指数に寄与度の高いファーストリテイリングは1150円安となり、相場の上値を抑えているものの、半導体関連銘柄が相場を下支えしており、全体として底堅い値動きで推移しているもようだ。また、菅首相が9月のワクチン供給に目処と述べたことで、リスクセンチメントが改善したとの見方もあるもようだ。