マネーボイス メニュー

後場の日経平均は234円安でスタート、日本電産やレーザーテックが安い

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28953.45;-234.72
TOPIX;1910.44;-12.06

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比234.72円安の28953.45円と前場終値から下げ幅を若干拡大して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は横ばいで推移。アジア市場は高安まちまち。為替は1ドル=107円90銭台と朝方から横ばいで推移。午前の日経平均は、米国市場が下落した流れを引き継ぎ反落でスタートした。寄り付き後は、半導体関連株が安値より切り返し、日経平均が下げ幅を縮小して、午前の取引を終了した。後場の日経平均は、午前の終値より若干下げ幅を拡大して取引を開始した。指数に寄与度の高いファーストリテイリングが前場終値より下げ幅を拡大し相場の重しとなっているようだ。なお、お昼休み中に日銀の黒田総裁が、ETFの出口戦略について、「個人へのETF売却案もオプションとしてあるが、具体的に議論してるわけではない」と述べている。このことから、日経平均型ETFの構成比率が高いファーストリテイリングの需給悪化懸念が高まり、指数は下げ幅を拡大したもようだ。

 セクター別では鉄鋼、石油・石炭製品、機械、輸送用機器などが下落率上位となっており、一方、空運業、陸運業、ゴム製品、不動産業が上昇率上位となっている。東証1部の売買代金上位では、日本電産、ソフトバンクG、レーザーテック、東京エレクトロン、マネックスGが安く、そのほか、任天堂、ソニーG、楽天グループ、東芝が高い。

シェアランキング

編集部のオススメ記事

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
MONEY VOICEの最新情報をお届けします。