午前の東京外為市場でドル・円は1ドル=109円30銭近辺で推移。OECDのサンタマン租税局長は、多国籍企業への国際的な課税をめぐり、合意への機運がかつてなく高まっているとの見方を示したとロイターが報じている。国際課税には日米が前向きな姿勢を示しており、同局長はすべての関係者が問題をまとめたいとの意欲がある、と述べたもようだ。
一方、東京株式市場は日経平均が603.51円高と寄り付きから上げ幅を拡大している。米国市場でダウが史上最高値を更新した流れから、景気敏感株を中心に上昇している。また、指数に寄与度の高いファーストリテイリングが2790円高、ソフトバンクGが185円高と、大幅上昇していることが相場を下支えしているようだ。