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【市場反応】米4月PPI、3月分からは伸び鈍化、ドル上昇一服

労働省が発表した4月生産者物価指数(PPI)は前月比+0.6%となった。伸びは3月+1.0%から鈍化したが予想は上回った。前年比では+6.2%と、伸びは3月+4.2%から予想以上に拡大し、少なくとも2010年来で最大。変動の激しい燃料や食品を除いたコアPPI指数は前月比+0.7%と、3月から鈍化予想に反して同水準を維持。前年比では+4.1%と、3月+3.1%から伸びが拡大した。

米先週分新規失業保険申請件数は前週比3.4万件減の47.3万件と、予想49.0万件も下回った。失業保険継続受給者数は365.5万人と、前回370万人から減少。

米国債相場は反発。10年債利回りは1.698%から1.677%へ低下した。
ドル・円は109円69銭から109円55銭へ下落。ユーロ・ドルは1.2073ドルから1.2094ドルまで上昇した。
【経済指標】
・米・4月生産者物価指数:前月比+0.6%(予想:+0.3%、3月:+1.0%)
・米・4月生産者物価コア指数:前月比+0.7%(予想:+0.4%、3月:+0.7%)
・米・4月生産者物価指数:前年比+6.2%(予想:+5.8%、3月:+4.2%)
・米・4月生産者物価コア指数:前年比+4.1%(予想:+3.8%、3月:+3.1%)

【経済指標】
・米・先週分新規失業保険申請件数:47.3万件(予想:49.0万件、前回:50.7万件←49.8万件)

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