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ユニリタ—21年3月期売上高微減なるも、クラウド事業は黒字化を達成。22 年3月期は前期比1円の増配予想

ユニリタは13日、2021年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比0.8%減の100.61億円、営業利益が同29.4%減の7.57億円、経常利益が同23.1%減の8.87億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同5.9%減の8.40億円となった。

クラウド事業の売上高は前年同期比29.0%増の11.60億円、営業利益は0.29億円(前年同期は0.33億円の損失)となった。クラウドサービス利用ニーズが高まる中、同社の強みを活かした、サービスマネジメント、リモートワーク基盤構築、バックオフィス業務効率化などの主力サービスが堅調に推移した。また、カスタマーサクセスを支援するサービスとして「Growwwinng(グローウィング)」を開発し、提供を開始した。

プロダクト事業の売上高は同7.0%減の28.36億円、営業利益は同47.1%減の1.61億円となった。帳票系大型案件の反動減およびコロナ禍で人の移動が制限されるなか地方交通事業者向けのIoTサービス事業の不振による影響により減収減益となったが、ストック型収入である保守サービス売上は堅調に推移した。

2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.4%増の105.00億円、営業利益が同5.7%増の8.00億円、経常利益が同1.5%増の9.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同28.6%減の6.00億円を見込んでいる。また、2022 年3月期の1株当たり配当予想を中間配当金33.00 円、期末配当金34.00円、年間配当金は67.00円とすることを発表した。

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