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NY為替:米長期金利上昇や日本の宣言延長などでドル買い・円売り

 27日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円22銭から109円92銭まで上昇し、109円84銭で引けた。この日発表された米国の経済指標は強弱まちまちの結果だったが、「バイデン大統領がインフラ拡充に6兆ドルの予算提案へ」との報道をきっかけに長期金利が上昇したとみられ、ドル買いが優勢になった。また、日本の緊急事態宣言の延長が決定的なことや米株高を受けて、円売りも強まったもよう。

 ユーロ・ドルは1.2180ドルから1.2211ドルでもみ合いとなり、1.2195ドルで引けた。ユーロ・円は133円22銭から134円06銭まで上昇した。

 ポンド・ドルは1.4154ドルから1.4219ドルまで上昇。ブリハ英中銀金融政策委員が労働市場次第で来年の早期の利上げも可能との見解を示し、ポンド買いが強まった。

 ドル・スイスフランは0.9009フランまで上昇後、0.8965フランまで下落した。

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