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FIRE族が主張「保険不要論」を疑え。早期リタイアを目指す人こそ保険をフル活用すべき理由=奥田雅也

最近、投資などで経済的自由を手に入れて早期にリタイアする「FIRE(Financial Independence, Retire Early)」を目指す人たちが増えています。彼らの間では「保険不要論」が盛り上がっていますが、本当にそうでしょうか?私はFIREを目指す人こそ、保険をフル活用すべきと考えています。(『奥田雅也の「無料メルマガでは書けない法人保険営業ネタ」』奥田雅也)

※本記事は有料メルマガ『奥田雅也の「無料メルマガでは書けない法人保険営業ネタ」』2021年5月26日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:奥田雅也(おくだ まさや)
事業(医業)経営に関する生命保険・損害保険活用術に精通し、過去20数年間で保険提案した法人数は2,500社以上。現在は大阪を拠点として保険代理店経営・保険営業を行うかたわら、年間60回程度の講演や、業界紙・本などの執筆、コンサルティング業務を展開中。著書に『ここから始めるドクターマーケット入門』(新日本保険新聞社)『法人保険販売の基礎』(電子版・保険社)など。

「アーリーリタイア」を目指す人々

最近話題の「FIRE」についてご存知でしょうか? SNSで炎上することではありません(笑)。

「Financial Independence, Retire Early」の頭文字を取って、「FIRE」と言われています。投資などによって経済的自由を手に入れて、早期にリタイアすることを指しています。

SNSなどでは、プロのFP(ファイナンシャル・プランナー)たちと、FIREを目指している人たちが論争を繰り広げている光景を最近よく見かけます。まぁプロなんですから、そんな素人は相手にせずほっといたらいいのに……というのが私の正直な意見です(笑)。

盛り上がる「保険不要論」

ただ、この「FIRE」を目指している人たちの間で「保険不要論」なるものがもてはやされており、これにプロのFP並びに保険屋が噛みついている光景をよく目にします。

これについて、私の思うところを述べたいと思います。

実は私、会社員時代に「FIRE」を目指していたこともあり、目指す側の人間のこともよくわかります(笑)。

当時はそれなりの給与を貰っていましたが、早朝から深夜までの労働が辛く、会社の給料に頼らなくとも経済的に自立をして生活をしたいとずっと思っていました。

「FIRE」を目指す人の心境は?

そして、この時に走ったのが不動産投資で、当時はフルローンやオーバーローンで1棟モノの投資マンションが購入できる時期だったので、けっこう物色していました。

実際にRCの1棟モノで銀行からオーバーローンの内諾をもらっていながら、指値が通らずに購入できなかったケースが何棟かありました。

まぁ今からして思えば、あの当時に購入していたらどうなっていたか?……と思うと、ちょっとゾッとします(汗)。少なくとも、今の私は存在していないですね。

当時はこういう1棟モノを狙いつつ、手元にあるキャッシュで購入できる中古1Rを何室か保有していました。

この時の思考回路って、自分がビジネスを立ち上げて収益を確保するという発想にはならず、ある資金にレバレッジを掛けて収益を生み出すことと、その資金を確保するためにケチケチした生活をすることしか頭にありませんでした(笑)。

まぁ多少の言い訳をすると、会社員としての仕事が忙し過ぎてつらいので引退したいわけであり、自分でビジネスを生み出す発想にはなれないんですよね…。

私はさすがに保険営業の仕事をしていましたから、保険をケチることはしませんでしたが、現代の「FIRE族」にとっては、保険は最低限の掛け捨てでよく、第三分野保険(医療保険・介護保険・傷害保険など)に至っては高額療養費制度があるので不要だと主張をしています…。

その気持ちもわからなくはないんですが、そうじゃないんですよね…。

Next: 保険不要論は身を滅ぼす?「FIRE族」にこそ保険が必要なワケ



FIREを目指すなら、生命保険を上手く活用すべき

さて、このFIRE族について私の思うところを真面目に書いてみます。

そもそもリスクについては「目的達成を阻害する要因」と定義付けがされており、この阻害要因について対策を講じることが「リスクマネジメント」だと言えます。

経済的自由を手に入れたいという「目的達成」に対して、これを阻害する要因としてはいろいろな事象が考えられますが、大きな要因の1つとしては病気やケガなどの身体上の要因が考えられます。

そのため、真剣に「FIRE」を目指すのであれば、病気やケガにより発生する経済的損失をカバーするために、生命保険を積極的に活用するべきだと私は考えています。

特に第三分野保険については、保有する金融資産を減らさないようにするために必要ですし、高額療養費制度では補填されない部分をカバーするうえでは必要です。

さらに変額商品や外貨商品を効果的に活用すれば、リスクマネジメントをしつつFIRE達成へ近づけることも可能だと思います。

ところが世間的には「積立系の生命保険は無駄だから掛け捨ての最低保障だけでよい」という風潮があったり、インフルエンサーがそういうことを繰り返し主張しているので洗脳された方が増えているのも事実です。

ですので、FIREを目指すのであれば、より生命保険を上手く活用すべきですし、生命保険活用に聞く耳を持たないFIRE族をプロは相手にしなくてよいというのが私の意見です。

プロならプロらしく理論で説明をし、それを聞かない・聞けない人は相手にしないのが一番です(笑)。「月収10万円でFIRE」などと言っているのが現代のFIREらしいので、プロとして相手にしないのが、一番なのかも知れませんね。

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※記事タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

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