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東京為替:中国本土株安を意識してドルは伸び悩む可能性

9日午前の東京市場でドル・円は、引き続き109円40銭台で推移。中国の5月消費者物価指数は前年比+1.3%で上昇率は市場予想の+1.6%を下回ったが、同時発表の5月生産者物価指数は前年比+9.0%と市場予想を上回っており、インフレ懸念は消えていない。現時点で中国本土株式は小幅安で推移しており、下げ幅拡大の可能性があるため、リスク選好的なドル買い・円売りは引き続き抑制される可能性がある。ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円41銭から109円52銭、ユーロ・円は133円21銭から133円33銭で推移、ユーロ・ドルは1.2171ドルから1.2182ドルで推移している。

・NY原油先物(時間外取引):高値70.12ドル 安値69.95ドル 直近70.11ドル

【売買要因】
・米インフレ上昇は一時的との見方
・日本の1-3月期国内総生産改定値は上方修正
・米雇用関連指標の改善傾向は変わらず

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