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マザーズ先物見通し:続落、クラウド関連が重し、5日線近辺の維持が争点

本日のマザーズ先物は続落が予想される。16日の米国市場はFRBによるFOMCの結果公表を控えた警戒感に寄り付きから下落。結果は市場の予想通り、大規模な金融緩和が据え置かれたが、同時に発表された予測において、利上げの時期の予想が前倒しされ、早期の金融引き締めへの警戒感が一段と強まり、相場を一段と押し下げた。ただ、FRB議長が緩和縮小を急ぐ姿勢を見せなかったため引けにかけて、下げ幅を縮小した。本日のマザーズ先物は、米国市場が下落し、ナイトセッションが小幅安した流れを受けて、続落でのスタートが予想される。データベース・クラウド大手である米オラクルが決算発表後の昨晩市場で5.55%下落しており、マザーズ市場でもJIG-SAWやフリーなどクラウド関連銘柄が相場の重しとなる可能性があろう。日足チャートでは5日線、75日線近辺の位置を維持できるかが争点となりそうだ。本日の上値のメドは1200.0pt、下値のメドは1133.0ptとする。

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