マネーボイス メニュー

東京為替:1ドル110円80銭近辺、FOMCで利上げ前倒し懸念も沈静化

午前の東京外為市場でドル・円は1ドル=110円80銭近辺で推移。FOMCでは、金利の誘導目標は現状維持となったが、2023年末までに2回の利上げを見込んでいることが示唆されたことから、従来の観測より利上げの開始時期が前倒しになるとの見方が高まったもようだ。ただし、FRB議長は利上げを急がない姿勢を示したことで、事態は幾分か鎮静化したもようだ。

一方、東京株式市場は日経平均が280.81円安と続落でスタートしている。FRBの早期利上げ観測の高まりから、リスク資産である株式を売る動きが強まったようである。ファーストリテイリングが70円安、ソフトバンクGが63円安と指数に寄与度の高い銘柄の下落が相場の重しとなっているようだ。ただし、円安の進行でトヨタなど自動車株は比較的、しっかりした値動きとなり、金利上昇を好感して銀行株は強含みしているようだ。

シェアランキング

編集部のオススメ記事

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
MONEY VOICEの最新情報をお届けします。