19日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり18銘柄、値下がり203銘柄、変わらず4銘柄となった。
日経平均は大幅に4日続落。16日の米国市場でNYダウは3日ぶりに反落し、299ドル安となった。7月のミシガン大学消費者信頼感指数が予想外に低下したうえ、新型コロナウイルスデルタ株の感染が急増し、景気減速への懸念が広がった。また、国内でも東京都の新型コロナ新規感染者数が連日で1000人を超えており、週明けの日経平均は339円安からスタートすると、前引けにかけて27493.63円(前週末比509.45円安)まで下落する場面があった。後場やや下げ渋ったが、週後半の連休を前に押し目買いの動きは限られた。
大引けの日経平均は前週末比350.34円安の27652.74円となった。終値としては5月13日以来の安値水準となる。東証1部の売買高は9億5163万株、売買代金は2兆0666億円だった。業種別では、空運業、鉄鋼、電気機器が下落率上位で、その他も全般軟調。医薬品のみ小幅に上昇した。東証1部の値下がり銘柄は全体の87%、対して値上がり銘柄は10%となった。
値下がり寄与トップはファナック、同2位は東エレクとなり、2銘柄で日経平均を約71円押し下げた。また、日経平均構成銘柄の下落率トップは昭和電工で5.34%安、同2位は荏原で4.68%安だった。
一方、値上がり寄与トップは中外薬、同2位はダイキンとなり、2銘柄で日経平均を約14円押し上げた。また、日経平均構成銘柄の上昇率トップも中外薬で2.02%高、同2位はエーザイで1.21%高だった。
*15:00現在
日経平均株価 27652.74(-350.34)
値上がり銘柄数 18(寄与度+23.66)
値下がり銘柄数 203(寄与度-374.00)
変わらず銘柄数 4
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
中外薬 4149 82 +8.86
ダイキン 22205 130 +4.68
エーザイ 9268 111 +4.00
バンナムHD 7276 60 +2.16
第一三共 2227 12.5 +1.35
アステラス薬 1910 5 +0.90
大日印 2478 17 +0.31
ソフトバンク 1466 6.5 +0.23
洋缶HD 1413 6 +0.22
明治HD 6820 30 +0.22
クボタ 2256.5 4.5 +0.16
伊藤忠 3255 4 +0.14
イオン 2914.5 3.5 +0.13
武田 3739 3 +0.11
大林組 923 2 +0.07
SOMPOHD 4459 8 +0.07
ZHD 577.7 3.3 +0.05
野村HD 555 0.3 +0.01
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ファナック 25760 -1025 -36.91
東エレク 44550 -950 -34.21
ファーストリテ 76660 -860 -30.97
ソフトバンクG 7342 -139 -30.03
信越化 17530 -355 -12.78
TDK 13100 -290 -10.44
アドバンテ 9160 -130 -9.36
ソニー 10930 -225 -8.10
テルモ 4181 -54 -7.78
太陽誘電 5310 -200 -7.20
コナミHD 6050 -180 -6.48
安川電 5260 -180 -6.48
リクルートHD 5552 -58 -6.27
デンソー 7166 -164 -5.91
オムロン 8970 -160 -5.76
トヨタ 9740 -126 -4.54
オリンパス 2165 -31.5 -4.54
エムスリー 7399 -52 -4.49
スズキ 4461 -124 -4.47
キッコーマン 6980 -120 -4.32