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マザーズ先物見通し:続落、外部環境悪化により上値の重い値動き

本日のマザーズ先物は続落が予想される。19日の米国株式市場は、世界の新型コロナ流行再燃で、強い回復が損なわれるとの懸念が強まり、寄り付き後、大きく売られた。また、OPECプラスが週末の会合で減産縮小を合意し、原油価格が下落したことも重しとなった。ナスダックも大幅安となった。本日のマザーズ先物は、米国市場やナイトセッションが下落した流れを引き継ぎ、続落でのスタートが予想される。国外では、米IBMが取引終了後に発表した4-6月期の決算でクラウド部門の売上高が6%増となった。これを手掛かりに、マザーズ市場でも、フリーなどクラウド関連銘柄が相場を下支えすることが期待される。日足のボリンジャーバンドではマイナス3近辺まで下落しているが、外部環境悪化による投資家のリスクセンチメントの低下を受けて、上値の重い値動きが見込まれている。本日の上値のメドは1131.0pt、下値のメドは1080.0ptとする。

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