7月28日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり59銘柄、値下がり159銘柄、変わらず7銘柄となった。
日経平均は4日ぶりに大幅反落。27日のNYダウは85.79ドル安と6日ぶりに反落。6月耐久財受注速報値が予想を下回ったことや新型コロナ感染再拡大への警戒感から景気回復が懸念された。決算を控えた主要ハイテク株も売られ、ナスダックも1.21%安と6日ぶりに反落した。米株安のほか、27日の東京都でのコロナ新規感染者数が過去最の2848人を記録したこともあり、日経平均は295.23円安の27674.99円でスタート。200日移動平均線を意識した底堅さがしばらく見られたが、前場中頃からは下げ幅を300円以上に拡げた。連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えるなか、中国政府による規制強化を嫌気した中国株安や時間外の米株価指数先物の軟調を背景に、後場は更に下げ幅を拡げる展開となり、27466.99円(503.23円安)まで下げる場面もみられた。
大引けの日経平均は前日比388.56円安の27581.66円となった。東証1部の売買高は10億3788万株、売買代金は2兆2055億円だった。セクター別で金属製品、情報・通信業、サービス業などが下落率上位に並んだ一方、鉄鋼、石油・石炭製品、パルプ・紙などが上昇率上位に並んだ。東証1部の値下がり銘柄は全体の76%、対して値上がり銘柄は全体の19%であった。
値下がり寄与トップはソフトバンクGとなり1銘柄で日経平均を約74円押し下げた。同2位はファーストリテとなり、東エレク、アドバンテスト、リクルートHD、エムスリー、ダイキンなどがつづいた。
一方、値上がり寄与トップはテルモとなり1銘柄で日経平均を約7円押し上げた。同2位はソニーGとなり、日清粉G、コマツ、ホンダ、日産自、セコムなどがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 27581.66(-388.56)
値上がり銘柄数 59(寄与度+23.64)
値下がり銘柄数 159(寄与度-412.20)
変わらず銘柄数 7
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
テルモ 4300 50 +7.20
ソニー 11135 85 +3.06
日清粉G 1792 70 +2.52
コマツ 2817.5 42 +1.51
ホンダ 3482 15 +1.08
日産自 593.7 22.2 +0.80
セコム 8376 19 +0.68
JT 2196.5 17 +0.61
7&iHD 5017 17 +0.61
トクヤマ 2373 79 +0.57
東ソー 1926 29 +0.52
味の素 2886.5 11.5 +0.41
オリンパス 2253.5 2 +0.29
住友商 1487 7 +0.25
オークマ 5410 30 +0.22
いすゞ 1423 12 +0.22
SUBARU 2091.5 6 +0.22
三菱商 3109 6 +0.22
洋缶HD 1486 5 +0.18
東ガス 2077 20.5 +0.15
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ソフトバンクG 6745 -343 -74.11
ファーストリテ 73960 -2010 -72.38
東エレク 44380 -1140 -41.05
アドバンテ 9140 -330 -23.77
リクルートHD 5635 -174 -18.80
エムスリー 7345 -191 -16.51
ダイキン 22725 -245 -8.82
信越化 17645 -235 -8.46
オムロン 9000 -230 -8.28
TDK 13270 -200 -7.20
キッコーマン 6890 -200 -7.20
中外薬 4100 -60 -6.48
資生堂 7542 -156 -5.62
コナミHD 6130 -150 -5.40
KDDI 3451 -21 -4.54
ネクソン 2270 -57 -4.11
京セラ 6865 -53 -3.82
アサヒ 5041 -103 -3.71
デンソー 7242 -99 -3.57
バンナムHD 7160 -80 -2.88