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マザーズ先物見通し:小動き、手掛かり難で方向感の無い値動き

本日のマザーズ先物は小動きが予想される。2日の米国株式市場は、インフラ包括案を巡り上院が可決に向けて前進したため、期待感から寄り付き後、大きく買われた。ダウは日中取引で、史上最高値を更新。その後、経済指標が予想外に低下、新型コロナデルタ株流行拡大を警戒し長期金利が再び2月来の水準に低下すると、景気減速懸念から売りに拍車がかかり、下落に転じた。引けにかけては、ウォーラーFRB理事が労働市場の動向次第で9月にも緩和縮小を発表する可能性を示唆すると下げ幅を拡大、ナスダックは小幅高となった。本日のマザーズ先物は、米国市場がまちまちな値動となり、ナスダックが小幅安した流れを引き継ぎ小動きでのスタートが予想される。国内では東証1部のクラウド関連銘柄であるマネーフォワードが300億円規模のファイナンスを発表している。マザーズ市場でもフリーなどクラウド関連銘柄がリバランス懸念により目先の需給悪化が懸念され相場の重しとなることが予想される。日足チャートでは、手掛かり難で、方向感の無い値動きが続きそうだ。本日の上値のメドは1118.0pt、下値のメドは1050.0ptとする。

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