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マザーズ指数は続伸、終値で5日線水準回復、売買なお低調

 本日のマザーズ市場では、朝方こそ売りが先行したものの、その後伸び悩む日経平均とは対照的に堅調な展開となった。年初来安値1040.58pt(取引時間中)に迫る1050pt近辺では押し目買いが入ったほか、人気銘柄の急落に一服感が出て、追い証(追加担保の差し入れ義務)発生に伴う売りへの懸念が和らいだとみられる。ただ、売買は前週に続き低調だった。なお、マザーズ指数は続伸、終値ベースで1070pt台に位置する5日移動平均線を上回った。売買代金は概算で943.20億円となったが、売買代金が1000億円を下回るのは前週の5日に続いてで、水準としては昨年4月10日以来の少なさだった。騰落数は、値上がり295銘柄、値下がり68銘柄、変わらず10銘柄となった。
 個別では、時価総額トップのメルカリが小高い。一部証券会社が投資判断「中立」を維持しつつ、目標株価を引き上げた。ビジョナルは堅調。売買代金上位では6月上場のベイシス、それに業績下方修正後の株価調整に一服感のあったマクアケが大幅上昇した。また、グローバルWが連日でストップ高を付け、フォースタも前週末に続き買い気配のままストップ高比例配分となった。一方、時価総額上位のフリーとJMDCは小安い。売買代金上位ではPアンチエイジが売りに押され、BASEは大きく下落。また、Fringe81などが下落率上位に顔を出した。

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