8月18日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり134銘柄、値下がり87銘柄、変わらず4銘柄となった。
日経平均は5日ぶりに反発。17日の米株式市場で、NYダウが282.12ドル安と6日ぶりに反落。史上最高値付近で推移するなか、7月小売売上高が予想以上に落ち込んだことが売りを誘発。新型コロナ感染による入院患者の急増も警戒された。景気の先行き不透明感を嫌気した米株安を受けて、本日の日経平均は6.39円安の27418.08円でスタートすると、直後に27347.77円まで下げ幅を拡げた。しかし、前日に時間外の米株価指数先物の下落を受けて既に米株安を織り込んでいたことや、27500円割れの水準では押し目買いも根強く、下げ渋ると、まもなくプラスに転じた。その後も断続的な買いが続き、短期筋による買い戻しから後場はさらに上げ幅を拡げてスタート。アジア株高なども追い風となったが、後場は寄り付きを高値に、引けにかけては戻り待ちの売りに押された。
大引けの日経平均は前日比161.44円高の27585.91円となった。東証1部の売買高は9億4654万株、売買代金は2兆1808億円だった。セクター別では水産・農林業、その他金融業、繊維製品などが上昇率上位に並んだ一方、海運業、鉄鋼、不動産などが下落率上位となった。東証1部の値上がり銘柄は全体の65%、対して値下がり銘柄は全体の30%であった。
値上がり寄与トップはファーストリテとなり1銘柄で日経平均を約23円押し上げた。同2位はエムスリーとなり、テルモ、アドバンテ、リクルートHD、ソフトバンクG、富士フイルムなどがつづいた。
一方、値下がり寄与トップは東エレクとなり1銘柄で日経平均を約10円押し下げた。同2位はコナミHDなり、資生堂、楽天グループ、ネクソン、第一三共、ヤマハなどがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 27585.91(+161.44)
値上がり銘柄数 134(寄与度+213.73)
値下がり銘柄数 87(寄与度-52.29)
変わらず銘柄数 4
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ファーストリテ 73800 650 +23.41
エムスリー 6975 202 +17.46
テルモ 4473 111 +15.99
アドバンテ 9220 150 +10.80
リクルートHD 6097 97 +10.48
ソフトバンクG 6466 48 +10.37
富士フイルム 8920 281 +10.12
エーザイ 9243 232 +8.35
日産化学 5730 200 +7.20
ファナック 23895 190 +6.84
アステラス薬 1800 37 +6.66
ソニー 10900 180 +6.48
オリンパス 2241 35.5 +5.11
中外薬 4115 46 +4.97
信越化 17785 135 +4.86
太陽誘電 5930 110 +3.96
オムロン 9810 110 +3.96
TDK 11730 80 +2.88
日東電 8240 80 +2.88
大塚HD 4738 70 +2.52
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
東エレク 44330 -270 -9.72
コナミHD 6430 -180 -6.48
資生堂 7063 -97 -3.49
楽天 1120 -75 -2.70
ネクソン 2125 -23 -1.66
第一三共 2403 -14 -1.51
ヤマハ 6130 -40 -1.44
ダイキン 25805 -40 -1.44
ニコン 1133 -30 -1.08
電通G 4035 -30 -1.08
トヨタ 9725 -28 -1.01
ホンダ 3480 -13 -0.94
三菱電 1454.5 -24 -0.86
7&iHD 4787 -23 -0.83
味の素 3009 -22 -0.79
クボタ 2223 -21 -0.76
荏原 5640 -100 -0.72
日立建 3030 -20 -0.72
安川電 5380 -20 -0.72
ミツコシイセタン 706 -19 -0.68