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マザーズ指数は5日続伸、イベント前で中小型株物色、すららネットなど大幅高

 本日のマザーズ市場では、日経平均が伸び悩むのとは対照的に堅調な展開となった。27日からの米経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」を前に様子見ムードが強まり、週初からの日経平均の戻りに一服感が台頭。短期の値幅取りを狙った個人投資家の物色は主力大型株からマザーズなどの中小型株に向いたようだ。なお、マザーズ指数は5日続伸、1080pt前後に位置する25日移動平均線を明確に上回り、1100ptに迫る場面もあった。売買代金は概算で1269.02億円。騰落数は、値上がり273銘柄、値下がり90銘柄、変わらず14銘柄となった。
 個別では、時価総額上位のメルカリやAppierが上昇。ともに利益確定売り優勢で始まったが、その後プラス転換した。売買代金上位ではアンジェスやFRONTEOが堅調。また、すららネットが上昇率トップとなり、キャリアやクリングルはストップ高を付けた。クリングルは提携先での開発薬の試験開始が材料視された。決算や新サービスを発表したアクセルMは買い気配のままストップ高比例配分となった。一方、時価総額上位ではフリー、売買代金上位ではEnjinやPアンチエイジが下落。直近急伸したインテMは短期的な過熱感から売りがかさみ、下落率トップとなった。

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