本日のマザーズ先物は反発が予想される。3日の米国株式市場は。8月雇用統計の雇用者数が予想を大幅に下回る伸びに留まったため、景気回復ペースの減速を警戒した売りが広がり、寄り付き後、下落。同時に賃金が予想以上の上昇を示したため、高インフレへの懸念も再燃し特に景気循環株が売られ、ダウは終日軟調に推移。ナスダックは連日史上最高値を更新し終了。本日のマザーズ先物は、ナスダックやナイトセッションが上昇した流れを引き継ぎ、反発でのスタートが予想される。国内では、自民党の総裁選挙の政局に伴う政策期待から、日経225先物のナイトセッションが大幅上昇しており、マザーズ市場も底堅い値動きとなることが見込まれている。また、時価総額中位のライフネット生命が発表した8月単月の業績速報で、新契約件数が前年同月比19.0%増と発表しており、相場を下支えすることが期待される。日足チャートでは、1120.0pt近辺にある5日線を超えられるかが争点となりそうだ。本日の上値のメドは1130.0pt、下値のメドは1074.0ptとする。
マザーズ先物見通し:反発、政策期待で底堅い値動き、5日線超えが争点
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