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日経平均は224円高でスタート、キーエンスや東エレクなどが上昇

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;29883.92;+224.03
TOPIX;2056.45;+15.23

[寄り付き概況]

 7日の日経平均は224.03円高の29883.92円と7日続伸して取引を開始した。前日6日の米国株式市場はレイバーデー(労働者の日)の祝日で休場。欧州主要株価指数は、独DAX30指数が0.96%高、仏CAC40指数が0.80%高、英FTSETM100指数が0.68%高と、そろって上昇した。

 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場は休場だったが、欧州の主要株価指数が上昇した流れを引き継いだ。また、自民党総裁選の候補予定者が打ち出す政策への期待感が引き続き買い手掛かり材料となったことに加え、国内の新型コロナ感染拡大に歯止めがかかりつつあるとの見方も株価支援要因となった。一方、日経平均は昨日までの6日続伸で2000円を超す上げとなり、利益確定売りが出やすく、また、日経平均が心理的な節目とされる30000円に接近し、短期的な上値余地が小さくなってきたとの見方も買い手控え要因となったが、寄り付き段階では買いが先行した。なお、取引開始前に発表された7月の家計調査は2人以上世帯の実質消費支出が前年同月比0.7%増加した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.9%増だった。今日は8月の中国貿易統計が発表される。

 セクター別では、その他製品、非鉄金属、輸送用機器、電気機器、水産・農林業などが値上がり率上位、海運業、パルプ・紙が値下がりしている。東証1部の売買代金上位では、キーエンス、ソフトバンクG、東エレク、信越化、パナソニック、塩野義薬、7&iHD、デンソー、シマノ、日本電子、ホンダ、資生堂などが上昇。他方、川崎汽船、OLC、三井物産、オリックスなどが下落している。

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