マネーボイス メニュー

大幸薬品 Research Memo(4):2021年12月期は、中間配当は「無配」、期末配当も「無配予想」へ修正

■株主還元

大幸薬品は、堅実な成長性を維持する事業展開と安定的な経営体力維持のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を維持していくことを基本方針とし、連結業績も反映した配当政策としている。過去5年間(2016年3月期から2020年12月期)の配当の推移を見ると、配当金で5.0倍(年5.0円から年25.0円)、配当性向で5ポイント上昇(23.0%から28.0%)と継続して株主還元を強化してきた。2021年12月期は、配当金で年20.0円(普通配当部分は3.00円の増配)を期初に予想していたが、当期純利益が大幅な赤字見通しとなったことから、中間配当は「無配」、期末配当についても「無配予想」へ修正された。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)

シェアランキング

編集部のオススメ記事

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
MONEY VOICEの最新情報をお届けします。