マザーズ指数は続伸、相場堅調で新興株も買い続く、メルカリなど上昇

　本日のマザーズ市場では、日経平均が一時3万円台を回復するなど株式相場全般に堅調だったことから、新興株も買い優勢の展開が続いた。朝方の買いが一巡すると利益確定の売りも出て上値を抑えたが、おおむね終日堅調に推移した。なお、マザーズ指数は続伸、終値としては7月16日以来の高値を付けた。売買代金は概算で1496.89億円。騰落数は、値上がり176銘柄、値下がり186銘柄、変わらず19銘柄となった。
　個別では、時価総額上位のメルカリが5％の上昇となったほか、フリーも堅調。売買代金上位ではグローバルＷがやや荒い値動きながら大幅に9日続伸し、すららネットやモビルスも買われた。業績上方修正が好感されたタスキは急伸し、アールプランナーは買い気配のままストップ高比例配分となった。一方、時価総額上位のＪＭＤＣやビジョナルは小安く、売買代金上位のＨＥＮＮＧＥは利益確定売りに押された。また、直近上場のメディア総研などが下落率上位に顔を出した。