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日経VI:上昇、株価上昇スピードへの警戒感が継続

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は8日、前日比+0.29pt(上昇率1.39%)の21.20ptと上昇した。なお、高値は21.97pt、安値は21.12pt。今日の東京株式市場は取引開始時点では売りが先行し、日経225先物は下落して始まった。しかし、取引開始後は買いが優勢となり、日経225先物は上昇に転じ、概ね堅調に推移した。市場では、このところの日本株の上昇スピードに対する警戒感が強く、今日も堅調な株価推移を受け、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが継続し、日経VIは終日、昨日の水準を上回って推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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