マネーボイス メニュー

マザーズ先物見通し:反落、EC関連が下支え、5日線の維持が争点

本日のマザーズ先物は反落が予想される。8日の米国株式市場は、景気回復ペースの減速懸念に、寄り付き後、下落。9月相場入りで投資家心理も悪化し、終日軟調に推移した。引けにかけて公表された地区連銀経済報告の中で、経済活動ぺースが若干下方に傾斜したことが明らかになるとFRBによる大規模緩和が当分必要になるとの思惑に下げ幅を縮小。ナスダックは下落した。本日のマザーズ先物は米国市場やナイトセッションが下落した流れを引き継ぎ反落でのスタートが予想される。国内で米ペイパルが後払いサービス大手のペイディを3000億円で買収するとの報道が伝わっており、ECの決済手段拡大への期待感から時価総額上位のBASEなどEC関連銘柄が相場を下支えすることが期待される。日足チャートでは、昨日の下髭の下限であった5日線のある1130.0pt近辺を維持できるかが争点となりそうだ。本日の上値のメドは1160.0pt、下値のメドは1123.0ptとする。

シェアランキング

編集部のオススメ記事

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
MONEY VOICEの最新情報をお届けします。