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マザーズ先物見通し:反落、不動産関連銘柄が下支え、75日線が争点

本日のマザーズ先物は反落が予想される。10日の米国株式市場は、押し目買いが強まり、上昇して寄り付いた。しかし、8月のPPIの大幅な伸びで、高インフレへの警戒感に売りに拍車がかかり下落に転じた。民主党が企業の自社株買いに対する課税案を検討しているなどの報道や2001年9月11日の同時多発テロから20周年となり、地政学的リスクなどを懸念し、引けにかけて下げ幅を拡大、ナスダックも下落した。本日のマザーズ先物は米国市場やナイトセッションが下落した流れを引き継ぎ、反落でのスタートが予想される。国内では、バルニバービやモルフォが下方修正を発表しており、飲食関連やAI関連銘柄が相場の重しとなる可能性があろう。なお、アールプランナーが上方修正を発表しており、不動産関連銘柄は相場の下支え要因となりそうだ。日足チャートでは、1125.0pt近辺にある75日線を維持できるかが争点となりそうだ。本日の上値のメドは1170.0pt、下値のメドは1110.0ptとする。

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