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個別銘柄戦略:山崎製パンや三越伊勢丹などに注目

先週末10日の米国市場ではNYダウが271.66ドル安の34607.72、ナスダック総合指数が132.76pt安の15115.49、シカゴ日経225先物が大阪日中比225円安の29935円といずれも軟化した。13日早朝の為替は1ドル=109.80-90円(昨日午後3時は109.90円)。本日の東京市場では、原油価格の上昇を受けてINPEXなどの鉱業株の堅調が予想される。そのほか、食料品や医薬品といったディフェンシブ性の高い銘柄がしっかりとした動きとなりそうだ。一方、全般軟調だった米株市場を背景に、東証1部の主力株には広く利益確定売りが先行しそうだ。米ボーインクの下落を材料に川崎重工などの関連銘柄の軟化が予想される。また、先週末に急伸劇が見れらたルネサスをはじめ、東エレクやアドバンテスといった半導体関連株には目先の利益確定を確保する売りが先行しそうだ。しかし、フィラデルフィア半導体指数(SOX指数)は上昇していることから、売り一巡後は押し目買いで下げ渋りそうだ。そのほか、13日早朝の北朝鮮の長距離巡航ミサイル発射で石川製作所や大豊工業など防衛関連株に思惑が向かうことが想定される。なお、強気の投資判断や目標株価の引き上げなどが観測されたINPEX、山崎製パン、三越伊勢丹、住友ベークライト、OLC、トレンド、コスモエネHD、日本製鉄、神戸製鋼所、DOWA、ニコン、三井物産、アイフル、アコム、東武、イーレックスなどに注目。

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