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デイトナ Research Memo(8):2021年12月期の1株当たり配当金を52.0円に増額修正

■株主還元策

1. 配当政策
デイトナは、株主に対する利益還元を経営の最重要課題の1つとしている。安定的な経営基盤の強化並びに今後の事業展開に備えるために内部留保の充実を図りながら、自己資本利益率の向上に努めるとともに、配当については安定的な配当の継続を業績に応じて行うことを基本方針としている。具体的には、配当性向25%を目標に、事業における投資及び回収の状況、財政状態等を勘案して決定する方針を掲げている。

上記配当方針に基づき、2020年12月期は1株当たり46.0円(前期比22.0円増)の配当を実施した。2021年12月期については、二輪市場の強い需要が継続し業績の上振れが続いていることから、2021年8月に配当予想の修正(増配)を発表し、1株当たり52.0円(期初予想比10.0円増)とした。2021年12月期末に向けては、コロナ禍の影響による不確実な要素、原材料不足やコンテナ不足による海外仕入商品の遅延、コストアップの懸念などがあるものの、市場の需要は依然強いことから、懸念事項への対処をしながら通期業績予想の達成に向けて着実に取り組んでいく。

2. 株主優待
同社は、毎年12月31日時点の株主名簿に記録された株主に保有株式数に応じたポイントを付与し、食品、雑貨、バイク用品など様々なものから選択できる株主優待制度を設けている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 村瀬智一)

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