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日経平均は29円高でスタート、日本郵船や三菱UFJなどが堅調

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;30277.82;+29.01
TOPIX;2097.34;+6.59

[寄り付き概況]

 27日の日経平均は前週末比29.01円高の30277.82円と小幅続伸でスタート。24日の米国市場でダウ平均は33.18ドル高の34798.00ドル、ナスダックは4.54ポイント安の15047.70で取引を終了。金利の上昇や中国恒大のドル建て社債利払いの行方に警戒感がくすぶり、寄り付き後、下落。しかし、恒大危機の世界金融市場への大きな波及は避けられるとの見方が根強く、下値も限定的となった。8月新築住宅販売件数が予想を上回ったため投資家の回復期待も強まり、押し目からは景気循環株の買いも目立ち、ダウは上昇に転じた。ハイテク株は売られナスダック総合指数は下落。シカゴ日経225先物清算値は大阪比115円安の30035円。中国恒大を巡る問題は引き続き重しとして意識されているものの、政策期待の他、緊急事態宣言に関しても全面解除の方向で調整と伝わっており、やや安心感に繋がっているようだ。なお、自民党総裁選については、決選投票にもつれ込むのが確実な情勢と各種メディアが報じている。

 売買代金上位では、日本郵船、川崎汽船、三菱UFJ、トヨタ、ANA、オリエンタルランドなどが堅調。業種別では、空運、鉱業、陸運などが上昇率上位で推移。

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