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個別銘柄戦略:ヤクルトや旭化成などに注目

週明け27日の米国市場では、NYダウが71.37ドル高の34869.37、ナスダック総合指数が77.73pt安の14969.97、シカゴ日経225先物が大阪日中比25円安の30055円。28日早朝の為替は1ドル=110.90-00円(昨日午後3時は110.61円)。本日の東京市場では、米10年国債利回りが約3カ月ぶりに一時1.5%台へと上昇したことや原油先物価格が3年ぶりの高水準に上昇したことを受けて、三菱UFJ、みずほ、東京海上、T&Dホールディングスなどの金融株、INPEXやENEOSHDなどの鉱業、石油関連株に関心が集まりそうだ。また、景気敏感株を中心に買われた米国市場を映して、三井物産などの商社や資源関連株も堅調に推移することが想定される。1ドル111円付近までの円安進行を背景にトヨタをはじめとする大型輸出株もしっかりとした展開となりそうだ。9月中間配当の再投資に伴う先物買いにより、日経平均構成比の大きいファーストリテなども大引けにかけて動意付きそうだ。そのほか、昨日大引け後の好業績、利益予想や配当の引き上げを発表した日本特殊陶業、ハピネット、群馬銀行、大垣共立銀行にも注目したい。なお、強気の投資判断や目標株価の引き上げなどが観測されたヤクルト、旭化成、クレハ、OLC、ダイキン、日立製、日本光電工業、キヤノン、りそなHDなどにも注目。

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