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後場の日経平均は716円安でスタート、日本郵船やソフトバンクGが安い

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;29467.63;-716.33
TOPIX;2033.06;-48.71

[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比716.33円安の29467.63円と午前の終値から若干下げ幅を縮小して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は横ばいで推移。アジア市場はほぼ全面安。為替は1ドル=111円40銭台と朝方から若干円高で推移。午前の日経平均は、米国市場が大幅安した流れを引き継ぎ、大幅続落となった。後場の日経平均は前場終値より若干下げ幅を縮小してスタート後は安値圏でのもみ合いが続いている。午前に引き続き、米金利の上昇に伴う、半導体関連株の下落が相場の重しとなっているもようだ。また、米上院で債務上限に関する審議が阻止されたと報じられたことも嫌気されているもようだ。また、中国の電力危機により製造業への影響が懸念されていることも、上値を重くしているもようだ。ただし、午前のTOPIXは2%を超える下落となり、日銀のETF買いの発動基準を満たしており、日銀への期待感が相場を下支えすることが期待されよう。

 セクター別では、精密機器、電気機器、保険業、不動産業が下落率上位となっており、一方、空運業が上昇率上位となっている。東証1部の売買代金上位では、日本郵船、商船三井、ソフトバンクG、東京エレクトロン、キーエンスが安く、JAL、ANA、JR東、JR西、JR東海が高い。

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