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後場の日経平均は603円安でスタート、日本郵船や任天堂が安い

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28849.37;-603.29
TOPIX;1987.98;-42.18

[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比603.29円安の28849.37円と午前の終値から若干下げ幅を拡大して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は横ばいで推移。アジア市場はほぼ全面安。為替は1ドル=111円20銭台と朝方から若干円高で推移。午前の日経平均は、米国市場の下落や指数に寄与度の高い銘柄の値下がりが重しとなり大幅安となった。後場の日経平均は、午前の終値より若干下げ幅を拡大してスタートした。日米で金融所得への増税観測が強まっていることで、先行き不透明感が高まり、軟調な展開となっているもようだ。また、指数に寄与度の高いファーストリテイリング、任天堂、キーエンスなどが大幅安となり、相場の上値を抑えているもようだ。なお、午前のTOPIX下落率は2.0%を上回っており、午後の日銀のETF買いの公算は高いもようだ。

 セクター別では、その他製品、金属製品、倉庫・運輸関連業、機械が下落率上位となっており、全ての業種が下落となっている。東証1部の売買代金上位では、日本郵船、任天堂、レーザーテック、ソフトバンクG、川崎汽船が安く、楽天グループ、日本電気硝子、中外製薬、NTT、ソフトバンクが高い。

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