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日経VI:小幅に低下、株価の下値堅く過度な警戒感は緩和

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は4日、前日比-0.06pt(低下率0.25%)の23.88ptと小幅に低下した。なお、高値は28.11pt、安値は21.12pt。今日の東京株式市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは下落して始まった。しかし、取引開始後は株価は売りに押される展開となり、日経225先物は下げに転じ、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、プットが買われ、日経VIは上昇に転じた。ただ、その後の日経225先物が下値の堅い展開となったことから、過度な警戒感は緩和し、日経VIは概ね先週末の水準を下回って推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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