10月6日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり113銘柄、値下がり109銘柄、変わらず3銘柄となった。
日経平均は8日続落。前日の米株式市場でのNYダウは反発。9月のISM非製造業景況指数が市場予想を上回ったことや与党民主党内で交渉中の税制・支出法案の進展が好感された。ハイテク株も押し目買いが優勢でナスダック総合指数は大幅反発。日経平均は211.79円高の28033.91円でスタートすると一時400円近くまで上げ幅を拡大。しかし、その後急失速し前場の段階で300円超の下落に転じた。時間外のNYダウ先物の軟調さも重しとなり、後場開始直後には27293.62円(528.50円安)まで下げた。大引けにかけては下げ渋ったが戻りは鈍かった。原油先物価格の記録的な上昇を背景としたインフレ懸念や、岸田新内閣の支持率が伸び悩んだことで衆院選に向けた警戒感が重しとなった。
大引けの日経平均は前日比293.25円安の27528.87円となった。東証1部の売買高は16億7382万株、売買代金は3兆7420億円だった。セクターでは空運業、海運業、輸送用機器などが下落率上位となった一方、鉱業、石油・石炭製品、銀行業などが上昇率上位となった。東証1部の値下がり銘柄は全体の46%、対して値上がり銘柄は49%となった。
値下がり寄与トップはファーストリテとなり1銘柄で日経平均を約79円押し下げた。同2位は東エレクとなり、ソフトバンクG、アドバンテ、リクルートHD、中外薬、エムスリーなどがつづいた。
一方、値上がり寄与トップはダイキンとなり1銘柄で日経平均を約17円押し上げた。同2位は信越化となり、任天堂、アステラス薬、資生堂、三菱商、出光興産などがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 27528.87(-293.25)
値上がり銘柄数 113(寄与度+97.51)
値下がり銘柄数 109(寄与度-390.76)
変わらず銘柄数 3
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ダイキン 23190 510 +17.97
信越化 18470 470 +16.57
任天堂 49600 1160 +4.09
アステラス薬 1850 23 +4.05
資生堂 7593 103 +3.63
三菱商 3565 74 +2.61
出光興産 3225 165 +2.33
横河電 1943 64 +2.26
花王 6594 49 +1.73
三井物 2467.5 47.5 +1.67
味の素 3199 41 +1.45
住阪セメ 3450 385 +1.36
ブリヂストン 5163 36 +1.27
住友商 1588 33 +1.16
荏原 5540 150 +1.06
日野自 1053 30 +1.06
コナミHD 5980 30 +1.06
コマツ 2615 29.5 +1.04
東京海上 5996 56 +0.99
JT 2193 28 +0.99
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ファーストリテ 70590 -2260 -79.65
東エレク 45160 -960 -33.83
ソフトバンクG 5902 -125 -26.43
アドバンテ 9020 -260 -18.33
リクルートHD 6617 -135 -14.27
中外薬 3895 -130 -13.75
エムスリー 7215 -158 -13.36
ファナック 22150 -350 -12.34
テルモ 4882 -78 -11.00
トヨタ 1840 -62 -10.93
キッコーマン 8450 -280 -9.87
武田 3340 -227 -8.00
ホンダ 3327 -85 -5.99
太陽誘電 6010 -170 -5.99
日産化学 6090 -170 -5.99
ソニーG 11625 -160 -5.64
オリンパス 2297 -38.5 -5.43
村田製 8548 -192 -5.41
オムロン 9940 -140 -4.93
ヤマハ 6690 -120 -4.23