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10月18日のNY為替概況

 18日のニューヨーク外為市場でドル・円は114円38銭から114円12銭まで弱含み、引けた。

米国の9月鉱工業生産が予想外に8月に続き2カ月連続のマイナスに落ち込みドル売りが優勢となった。また、中国の7-9月期国内総生産(GDP)成長が2四半期連続で鈍化したため世界経済への懸念にリスク回避の円買いも優勢となった。その後、米10月NAHB住宅市場指数が予想外に9月から上昇したためドル売りが一段落した。

ユーロ・ドルは1.1590ドルから1.1622ドルまで上昇して引けた。

ユーロ・円は132円42銭から132円79銭まで上昇。

ポンド・ドルは1.3745ドルから1.3709ドルまで下落した。

英国中銀のベイリー総裁の「高いエネルギー価格によるインフレ圧力抑制で行動する必要がある」とのタカ派発言で中銀の速やかなペースでの利上げが成長を損ねるとの懸念も同時に浮上しポンド売りに繋がった。

ドル・スイスは0.9247フランまで強含んだ後、0.9224 フランまで反落した。

[経済指標]
・米・9月鉱工業生産:前月比-1.3%(予想:+0.1%、8月:-0.1%←+0.4%)
・米・9月設備稼働率:75.2%(予想:76.4%、8月:76.2%←76.4%)
・米・10月NAHB住宅市場指数:80(予想:75、9月:76)

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