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日経平均は反発、190円高、米ハイテク株高や香港・上海株高で

日経平均は反発。18日の米国市場でNYダウは3日ぶりに小幅反落し、36ドル安となった。ただ、ハイテク株に決算期待の先回り買いが入り、ナスダック総合指数は上昇。本日の東京市場でも値がさハイテク株を中心に買いが先行し、日経平均は91円高からスタートした。国内でも今月下旬から決算発表が本格化するのを前に、様子見姿勢の投資家も少なくなかったようで、朝方の買い一巡後は伸び悩む場面があった。しかし、香港・上海株高などが支援材料となり、後場には一時29272.49円(前日比247.03円高)まで上昇した。

大引けの日経平均は前日比190.06円高の29215.52円となった。東証1部の売買高は9億9279万株、売買代金は2兆4409億円だった。業種別では、海運業、精密機器、その他製品が上昇率上位だった。一方、鉱業、空運業、石油・石炭製品が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の51%、対して値下がり銘柄は44%となった。

個別では、売買代金トップのレーザーテックが5%近く上昇したほか、ソフトバンクG、東エレク、ファーストリテ、任天堂といった値がさ株も堅調。郵船、川崎船などの海運株はレーザーテック以上に上昇が目立った。前日ストップ安のベイカレントは商いを伴って急反発し、政策期待の根強いレノバはリリースを手掛かりに大幅高。また、業績修正を発表したクオールHDも東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、SUMCO、村田製、トヨタ自がさえない。原油先物相場が伸び悩み、INPEXが4%近く下落するなど関連銘柄の下げが目立った。また、前日ストップ安比例配分のEduLabが大幅続落し、東証1部下落率トップとなった。

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