11月4日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり184銘柄、値下がり39銘柄、変わらず2銘柄となった。
日経平均は反発。米国市場では連邦公開市場委員会(FOMC)を挟んで主要株価指数の最高値更新が続き、祝日明けの日経平均も338円高からスタートした。朝方に一時29880.81円(前営業日比359.91円高)まで上昇すると、取引時間中のトヨタ自決算発表や5日の米10月雇用統計発表を前にやや上値が重く、海運株が決算発表を受けて後場急落したことも日経平均を押し下げる場面があった。ただ、トヨタ自は決算発表直後の売買が一巡するとプラス圏で推移し、日経平均も引けにかけてやや強含んだ。
大引けの日経平均は前営業日比273.47円高の29794.37円となった。終値としては9月28日以来の高値水準となる。東証1部の売買高は14億8277万株、売買代金は3兆6854億円だった。業種別では、繊維製品、電気機器、倉庫・運輸関連業が上昇率上位だった。一方、海運業、鉱業、その他製品が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の72%、対して値下がり銘柄は25%となった。
値上がり寄与トップは東エレクとなり1銘柄で日経平均を約35円押し上げた。同2位はキーエンスとなり、テルモ、ダイキン、富士フイルム、アドバンテ、オムロンなどがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはヤマハとなり1銘柄で日経平均を約20円押し下げた。同2位はソフトバンクGとなり、花王、ネクソン、任天堂、郵船、第一三共などがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 29794.37(+273.47)
値上がり銘柄数 184(寄与度+353.85)
値下がり銘柄数 39(寄与度-80.38)
変わらず銘柄数 2
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
東エレク 56250 1020 +35.95
キーエンス 73980 4730 +16.67
テルモ 5148 116 +16.35
ダイキン 25965 445 +15.68
富士フイルム 9503 434 +15.30
アドバンテ 10060 210 +14.80
オムロン 11775 380 +13.39
アステラス薬 1985.5 61 +10.75
太陽誘電 5900 240 +8.46
オリンパス 2553 59 +8.32
リクルートHD 7843 78 +8.25
ファーストリテ 79220 230 +8.11
NTTデータ 2377 45 +7.93
バンナムHD 9396 216 +7.61
エーザイ 8449 176 +6.20
スズキ 5422 175 +6.17
TDK 4535 50 +5.29
ホンダ 3518 65 +4.58
電通G 4405 130 +4.58
村田製 8641 161 +4.54
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ヤマハ 6650 -590 -20.79
ソフトバンクG 6230 -86 -18.19
花王 6247 -305 -10.75
ネクソン 2016 -72 -5.08
任天堂 49140 -830 -2.93
郵船 7820 -690 -2.43
第一三共 2829 -22 -2.33
コナミHD 6290 -50 -1.76
川崎船 5180 -490 -1.73
コニカミノルタ 512 -48 -1.69
リコー 1084 -38 -1.34
大日住薬 1560 -37 -1.30
三菱商 3638 -33 -1.16
日清粉G 1801 -30 -1.06
アサヒ 5165 -27 -0.95
セコム 7765 -26 -0.92
ファナック 22860 -20 -0.70
ヤマハ発 3205 -20 -0.70
商船三井 7090 -190 -0.67
三井物 2541.5 -19 -0.67