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NY債券:米雇用統計改善もカーブはフラットニング

5日の米国長期債相場は続伸。米労働省がこの日発表した10月雇用統計で非農業部門雇用者数は前月比+53.1万人と市場予想を上回った。失業率は4.6%に低下した。10月の雇用統計は市場予想を上回る強い内容だったことから、米長期金利は一時上昇したが、まもなく反落。イールドカーブのスティープニングを見込んだ取引は一段と縮小した。10年債利回りは雇用統計発表後に1.544%近辺まで上昇したが、ニューヨーク市場の終盤にかけて一時1.434%近辺まで低下した。

イールドカーブは、フラットニング気配で推移。2年−10年は+105.60bp近辺、2−30年は+148.90p近辺で引けた。2年債利回りは0.40%(前日比:-2bp)、10年債利回りは1.45%(同比:-8bp)、30年債利回りは、1.89%(同比:-7bp)で取引を終えた。

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