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日経VI:上昇、株価下落で警戒ムード広がり一時20を上回る

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は24日、前日比+0.86(上昇率4.60%)の19.54と上昇した。なお、高値は20.45、安値は18.90。今日の東京株式市場は売りが先行し、日経225先物は下落、日経VIは上昇して始まった。市場では、パウエルFRB議長の再任見通しを受け米長期金利が上昇したことや、米国が戦略石油備蓄を放出すると発表したにもかかわらず原油価格が高止まっていることなどが懸念材料として意識され、今日は株価下落を受け、ボラティリティーの高まりを警戒するムード広がり、日経VIは一時、不安心理の高まった状態の基準とされる20を上回る場面があった。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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