マネーボイス メニュー

日経平均は3日ぶり大幅反発、29000円台回復、米株高受け朝方400円超上昇(訂正)

下記のとおり修正します。
(誤)大引けの日経平均は前日比392.16円高の29069.16円
(正)大引けの日経平均は前日比392.70円高の29069.16円

日経平均は3日ぶり大幅反発。27日の米国市場でNYダウは4日続伸し、351ドル高となった。S&P500指数は連日で過去最高値を更新。クレジットカード会社のマスターカードのデータで年末商戦の売上高が高い伸びを示したことなどが好感された。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで276円高からスタートすると、朝方には一時29121.01円(前日比444.55円高)まで上昇。その後は上値で利益確定の売りも出て29000円を挟みもみ合う展開が続いたが、引けにかけてやや強含んだ。

大引けの日経平均は前日比392.70円高の29069.16円となった。終値としては11月25日以来およそ1カ月ぶりの高値水準となる。東証1部の売買高は9億5249万株、売買代金は2兆1688億円だった。業種別では、精密機器、パルプ・紙、水産・農林業が上昇率上位で、その他も全般堅調。下落したのは海運業のみだった。東証1部の値上がり銘柄は全体の86%、対して値下がり銘柄は12%となった。

個別では、売買代金トップのレーザーテックが3%の上昇。東エレクも堅調で、ともに連日で上場来高値を更新した。前日の米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が大きく上昇し、レーザーテックや東エレクもこうした流れを引き継いだ。その他売買代金上位ではソフトバンクG、ソニーG、トヨタ自、キーエンスがしっかり。しまむらやあさひは決算を好感した買いが入った。また、後場の取引時間中に業績・配当予想の上方修正を発表した愛知銀が東証1部上昇率トップとなった。一方、郵船や商船三井、任天堂はさえない。ピックルスは決算を受けて売りが先行。また、レノバは連日で売り気配のままストップ安比例配分となった。

シェアランキング

編集部のオススメ記事

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
MONEY VOICEの最新情報をお届けします。