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日経VI:低下、落ち着いた株価推移で警戒感が後退

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は5日、前日比-0.33(低下率1.77%)の18.30と低下した。なお、高値は19.04、安値は18.01。今日の東京株式市場は売り買いが交錯し、日経225先物は概ね昨日終値近辺での動きとなった。市場では、国内で新型コロナ感染が拡大していることや「オミクロン型」の感染の広がりが警戒されたが、昨日、日本株が大幅高となった後にしては今日の株価推移が底堅いとの見方が多く、また、落ち着いた相場展開となったことから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは次第に後退し、今日の日経VIは午前の中頃以降は概ね昨日の水準を下回って推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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