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日経平均は117円高でスタート、キヤノンやトヨタなどが上昇

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28451.34;+117.82
TOPIX;1995.29;+8.58

[寄り付き概況]

 18日の日経平均は117.82円高の28451.34円と続伸して取引を開始した。前日17日の米国株式市場はキング牧師生誕記念日のため休場だった。

 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場は休場だったが、欧州で、英FTSETM100指数が0.91%、独DAX指数が0.32%、仏CAC40指数が0.82%、それぞれ上昇しており、東京市場の株価支援要因となった。また、外為市場で1ドル=114円60銭前後と昨日15時頃と比べ10-20銭ほど円安方向に振れたことも、東京市場の輸出株などの株価を支えた。

 一方、国内の新型コロナ感染拡大に歯止めがかからず、政府が1都10県に「まん延防止等重点措置」を適用する方向で調整していると報じられたこともあり、経済活動活性化が遅れるとの見方が広がり、株価の重しとなった。また、今日公表される日銀金融政策決定会合の結果や黒田日銀総裁の会見を見極めたいとして、積極的な買いを手控える向きもあったが、寄り付き段階では買いが先行した。

 セクター別では、鉱業、精密機器、保険業、陸運業、その他金融業などが値上がり率上位、鉄鋼、ゴム製品、海運業、証券商品先物が値下がりしている。

 東証1部の売買代金上位では、キヤノン、INPEX、レーザーテック、トヨタ、キーエンス、HOYA、村田製、日立、JR東、資生堂、スノーピーク、三菱UFJ、東京海上などが上昇。 他方、日本製鉄、JFE、川崎汽船、商船三井、NTT、エムスリー、SHIFT、マネーフォワードなどが下落している。

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