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後場の日経平均は345円高でスタート、ベイカレントや三井ハイテクが上昇

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28679.36;+345.84
TOPIX;2003.20;+16.49

[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比345.84円高の28679.36円と、前引けから100円程上げ幅を広げてスタート。ランチタイム中の225先物は28530~28720円のレンジで水準切り上げ。ドル・円は1ドル=114.80-90円前後と午前の水準から30銭ほど円安方向に動いている。アジア市況では上海総合指数と香港ハンセン指数がともに堅調で、寄り付きから上げ幅を広げる展開。日銀は17~18日に開いた金融政策決定会合で2022年度の物価上昇率見通しを従来の0.9%から1.1%へと引き上げ、22年度の実質成長率見通しも2.9%から3.8%へと上方修正した。景気判断は「基調としては持ち直している」から「持ち直しが明確化している」へと引き上げた。黒田総裁の記者会見にも注目は集まっているが、目先のイベントを無難通過したことで午前の買いに弾みがついているようで、日経平均は後場から一段と上げ幅を広げている。

 セクター別では鉱業、サービス業、精密機器などが上昇率上位に並んでいる一方、鉄鋼、銀行業、ゴム製品などが下落率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、レーザーテック、ファーストリテ、ベイカレント、三井ハイテクの上昇が目立っており、そのほか、トヨタ自、ソフトバンクG、東エレク、川崎汽船、キーエンス、リクルートHDなども堅調。一方、三菱UFJ、日本製鉄、三井住友、JFEなどが大きく下落している。

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