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米国株見通し:下げ渋りか、前日大幅安の反動で買戻しも

(14時00分現在)

S&P500先物      4,555.80(-21.5)
ナスダック100先物  15,102.50(-108.3)

グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調。NYダウ先物は130ドル安。高値圏のNY原油先物(WTI)も警戒され、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。

18日の主要3指数は大幅安。ナスダックは14日終値から2%超の大幅な下げを記録し、3日続落のダウは35000ドル台前半に値を下げた。前週末に発表された小売売上高や前日のNY連銀製造業景気指数の想定外に低調な内容が嫌気された。また、ロシアによるウクライナ国境付近への部隊投入で緊張が高まり、バイデン政権は危機感を表明している。長期金利の上昇を背景にハイテク関連が大きく売り込まれ、下げを主導した。

本日は下げ渋りか。引き続きウクライナ情勢の不透明感による地政学リスクで、積極的に買いづらい展開となりそうだ。ただ、21日に予定される米ロ外相会談を見極めようと、売り一服の見通し。一方、来週開催の連邦公開市場委員会(FOMC)では連邦準備制度理事会(FRB)による引き締め加速が見込まれるものの、弱い経済指標で回復の足踏み状態が意識されやすい。前日の大幅安で、割安感のある銘柄が買い戻される可能性もあろう。

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