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後場の日経平均は466円安でスタート、川崎汽船や日本電産が下落

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27122.14;-466.23
TOPIX;1896.88;-32.99

[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比466.23円安の27122.14円と、前引けから下げ幅を100円近く縮めてスタート。ランチタイム中の225先物は27000~27140円のレンジで強もみ合い。ドル・円は1ドル=113.70~80円前後と朝方から20銭ほど円高水準での動き。アジア市況では上海総合指数と香港ハンセン指数がともに軟調に推移しており、ハンセンの下落率は1%を超えている。前場の日経平均は時間外取引の米株価指数先物の軟化を嫌気し大きく下落。一方、前場の東証株価指数(TOPIX)の下落率が2%を超えたため、日銀による上場投資信託(ETF)買いへの思惑も高まり、後場は下げ幅を縮めてのスタートとなっている。ただ、寄り付き後は再び27100円を割り込んでおり、戻りの勢いは鈍い様子。今晩以降の米国市場でのボラティリティーの高さなどを警戒した動きは根強いようだ。

 セクターでは海運業、サービス業、機械を筆頭に全面安となっている。東証1部の売買代金上位では前日に大幅高となっていた郵船、川崎汽船などの海運株が急反落。リクルートHD、日本電産、ベイカレントなどのグロース(成長)株でも下落が目立っており、レーザーテック、東エレク、ルネサスなどの半導体関連株や、ソフトバンクG、ソニーG、信越化などの主力株も大幅安。トヨタ自や三菱UFJのほか、日本製鉄、三菱商事、INPEXなどの資源関連株も総じて軟調に推移している。

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