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NY為替:米長期金利上昇でドル反発

8 日のニューヨーク外為市場でドル・円は115円38銭から115円63銭まで上昇し、115円53銭で引けた。今週消費者物価指数(CPI)発表を控えていることや、米12月貿易赤字が予想を下回ったため、強い景気回復への期待に米債利回りが上昇。ドル買いが優勢となった。

ユーロ・ドルは1.1400ドルへ下落後、1.1424ドルまで反発も、上値の重い展開となり、1.1419ドルで引けた。根強い欧州中央銀行(ECB)の年内利上げ観測にユーロ買いが強まったのち、ビルロワ・ドガロー仏中銀総裁が「ECBの結果を受けた市場の反応は行き過ぎた可能性がある」と指摘したため、利上げ観測が後退し、ユーロ買いはやや一服した。ユーロ・円は131円63銭から132円03銭まで上昇。ポンド・ドルは1.3516ドルまで下落後、1.3557ドルまで上昇。ドル・スイスは0.9235フランから0.9256フランまで上昇した。

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