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NY為替:ロシアによるウクライナ侵攻を警戒してリスクオフの円買い

11日のニューヨーク外為市場でドル・円は、115円97銭から115円02銭まで下落し、115円32銭で引けた。米2月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想を下回ったほか、一部米連邦準備制度理事会(FRB)高官が大幅な利上げには賛同しない考えを示したため、ドル買いが後退。その後、米国政府が「ロシアは冬季オリンピックの開催中にもウクライナ侵攻する可能性がある」と警告したため、地政学的リスク上昇でリスク回避の円買いが活発となった。

ユーロ・ドルは1.1418ドルから1.1330ドルまで下落し、1.1344ドルで引けた。質への逃避のドル買いが加速。ユーロ・円は132円29銭から130円39銭まで下落。ポンド・ドルは1.3609ドルまで上昇後、1.3542ドルまで反落した。ドル・スイスは0.9276フランまで上昇後、0.9238フランまで下落した。

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