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後場の日経平均は564円高でスタート、東エレクやブリヂストンが高い

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27429.19;+564.00
TOPIX;1945.05;+30.35

[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比564円高の27429.19円と、前引け(27428.02円)とほぼ同水準でスタート。ランチタイム中の225先物は27390円~27440円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=115.60-70円前後と朝方とほぼ同水準での動き。アジア市況では上海総合指数と香港ハンセン指数が揃って寄り付きから上げ幅を広げる堅調な展開となっており、ハンセン指数は1%を超える上昇率となっている。ロシアが軍の一部撤収を発表したためウクライナ侵攻懸念が緩和。北大西洋条約機構(NATO)やバイデン米大統領はこうした動きについて「確認していない」と述べているが、前日までの大幅下落も相まって、目先の地政学リスク後退で買い戻しが先行している。ただ、今晩の米国市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録(1月開催分)の公表のほか、米1月小売売上高や半導体企業のエヌビディアやアプライド・マテリアルズの決算が予定されており、一段と買い上がる雰囲気とはなっていない。朝方に付けた高値27450.28円手前では伸び悩んでいる。

 セクター別ではゴム製品、海運業、空運業などが上昇率上位に並んでいる一方、鉱業、石油・石炭製品の2業種のみが下落している。東証1部の売買代金上位では、東エレク、川崎汽船、ブリヂストン、SMC、ベイカレント、アサヒなどが大幅高となっている。そのほか、郵船、任天堂、ソフトバンクG、トヨタ自、三菱UFJ、ファーストリテ、ルネサス、ホンダ、ANAなども買われており、ほぼ全面高商状。

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