マネーボイス メニュー

日経平均は395円安でスタート、シャープや東エレクなどが下落

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;26515.45;-395.42
TOPIX;1883.33;-27.35

[寄り付き概況]

 22日の日経平均は395.42円安の26515.45円と4日続落して取引を開始した。前日21日の米国株式市場はプレジデントデー(大統領の日)のため休場。欧州市場は、英FTSETM100が0.39%安、独DAXが2.07%安、仏CACが2.04%安だった。

 今日の東京株式市場は売りが先行した。プーチン露大統領が、ウクライナ東部の親ロシア派が実効支配する地域の独立を承認し、ロシア軍を派遣する方針を決めたと伝えられ、ウクライナ情勢を巡る地政学リスクに対する警戒感が一段と高まり、買い手控え要因となった。また、昨日の欧州市場で主要国の株価指数が下落したことも東京市場の株価の重しとなった。一方、日経平均が昨日までの3営業日続落で500円を超す下げとなったことから、自律反発狙いの買いが入りやすく、また、英国がコロナ規制をほぼ全廃することを発表し、オーストラリアが2回のワクチン接種を条件に海外からの渡航者の全面的な受け入れを再開するなど、世界的な経済活動活性化への期待が高まり、株価下支え要因となったが、寄り付き段階では売りが優勢だった。今日は、CaSyがマザーズに上場した。

 セクター別では、陸運業、精密機器、ゴム製品、電気機器、保険業などが値下がり率上位、鉱業、石油石炭製品が値上がりしている。東証1部の売買代金上位では、シャープ、レーザーテック、東エレク、信越化、SUMCO、ルネサス、村田製、SMC、HOYA、日本電産、日産自、キヤノン、川崎汽船などが下落。他方、INPEX、都築電気などが上昇している。

シェアランキング

編集部のオススメ記事

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
MONEY VOICEの最新情報をお届けします。